ブログ

2026-07-31 20:21:00

出版記念オンライン研修 in金沢

 

出版記念オンライン研修 in金沢

 

 前回は、家族面接の事例を書いたことをお伝えしました。その出版記念イベントがオンラインで開催されました。

 

『対人援助のための「観察力」と「質問力」の磨き方』出版記念イベント

対人援助に役立つ!あなたに直接伝える観察力と質問力の磨き方講座

 

 編著の千葉晃央さん、寺本紀子さん、早樫一男さんが中心に話をされ、私が書いた家族面接事例も登場しました。多くの申し込みをいただきました。ありがとうございます。

 

 7名の著者が金沢で活動されているので、京都から4人金沢にお邪魔させていただきました。そして、中央法規の編集の方が東京からかけつけてくれました。初めてお目にかかる方がほとんどでしたが、気さくに迎い入れてもらい居心地がとてもよかったです。ありがとうございます。

 

 研修の受講者からは、どのような質問をしていけばいいのか困っているという声が届きました。研修の中では、質問紙を読み上げていくやり方ではなく、この家族を理解するために何を聞きたいか、聞くためにはどのような質問の仕方があるかイメージを持っておくという話がありました。

 例えば、10歳の子どもがいるご夫婦にいきなり「実子ですか?」とは聞きづらいですが、「ご結婚されて何年ですか?」の方だと尋ねやすくなります。「5年です」と返ってきたら、「再婚なのですか?」という質問が自然な成行きとして出てきます。この聞き方だと、形式的に聞いているようにならないので、聞かれた方も話しやすくなります。ほんの少しの配慮で、関係性も変わってきます。

 

 いろいろなタイプの方がいて、どの方にも同じことをすればいいわけではありません。その方に合わせて(ジョイニング)言葉やトーンを選ぶ配慮も忘れてはならないことです。ただ、誰でも胸の内に「わかって欲しい」や「聞いて欲しい」という気持ちを持っています。そこに手が届く質問ができると信頼をしてもいいかなと思ってもらえるようになります。良好な関係を築けると、前向きに捉えられるようになり、できることが増えます。

 

 そうなると笑顔が増えます。その空気感が好きで、対人援助を続けているのだろうなぁと改めて感じます。質問の仕方を工夫してみると、面白いことが起こるかも知れません。お勧めです。