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私の父親
私の父親
私は父親と暮らしたことがありません。写真で見たことがあるけど、知らない人。
父と出会ったのは、中学生の時。私は会いたくなかったのですが、母親に「今後の事を考えたら会っておく方がいい。会いに行きなさい」と言われて渋々出かけて行きました。もちろん、父の耳には私が会いたがっているからと届いています。本当に迷惑。
父は中学生の私に「学校はどうだ?何の勉強が好きか?」と尋ねるだけで、後の話題が続きません。
これって、私と話すことがないと言っているのも同じですよね。私に興味がないのだなと感じた中学生は、帰りたくて仕方がない。父親との初対面はもっと感動的なのだと信じていたので、何か裏切られた気分。
そんな訳で、私は父親と言うものが理解できていない人間なのだろうと感じていました。
父親不在について母は、凄いことを言ったことがありました。
「飲んだくれのくだらない〇〇さんの父親ならいない方がマシでしょう」
何て失礼なことを堂々と言うのだろう。
これも中学の時でしたね。私が母を反面教師に感じ始めたのは、この辺りからかも知れません。父と食事を定期的にするようになり、母の言われた通りにせずに話をしたら父と笑いあう時間がありました。これが反面教師にして生きていこうと確信に変わった出来事だというのは覚えています。
子どもにとって親の影響は良くも悪くも絶大です。いろいろなタイプがいますが、子どもも馬鹿ではありません。
それでも、親に愛されないと感じると自分が悪いのではないかと自分を責めてしまいます。大人になっていろいろな家族の話を聞くようになりました。
悪いことは何でも子どものせいにする父親。
自分自身を最優先させる父親。
子どもに好かれたくて母親と張り合う父親。
ほとんど子どもを叱らない父親。
父親の数だけ違いがあって、面白いです。
夫は、自分の好きなことで子どもと遊ぶのが上手い。言い換えれば、父親というより子どもがもう一人増えているように見えます。我が子たちは、父をどのように感じているのかわかりませんが、一人ひとり違う印象を持っていると思います。
子どもは、あまり「親」というイメージに縛られなくてもいいのでしょう。それとは逆に親は、子どものためになることを一所懸命考えて欲しいものです。