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2026-04-30 20:38:00

結婚の前に

 

結婚の前に

 

 時代と共に恋愛事情も変化していきます。婚活パーティーやマッチングアプリで出会ったと聞いても驚かなくなりました。最近よく聞くのが、同棲を始めたという話。

 

 一昔前は、同棲と言えば隠れてするものというイメージがあったのですが、今は親に許しを得て同棲を始めています。何かとハラスメントだと言われ、雇用制度の変化、社会保障の財源不足、物価高等、将来に対して不安が大きい時代、

「あなたもいい年齢なのだから、そろそろ」

「付き合っている人はいるの?」

という事を言えなくなっています。

 

 女は結婚して家庭に入るのが一番幸せだとちょっと前まで言われていましたが、男性が働いて女性が家事・育児をする生活形態を送ろうと思えば、男性が家族を養えるだけの経済力、そしてそれが続いていくことを疑わないで済む世の中のシステムがないと難しい。

 私の時は、結婚できなかったらどうしようという不安が根底にありました。周りの結婚の報告が増えていく中、このまま永遠に独りぼっちだったらどうしようと思っていました。

 

 そして臨んでいた結婚をして、一緒に暮らし初めたら、相手の嫌な面ばかりが見えるという話もよく聞きました。つきあっていた時はやさしかった相手が、結婚したら偉そうにされて幻滅。でも、結婚してしまったから引き返せないという嘆きもありました。

若い人達は、そういうことにならないように予行練習で同棲を始めるのでしょうか。同棲する女性に、結婚ではなく同棲をする理由を尋ねたことがありました。

 「結婚して本当に一緒にやっていけるか自信がないから。それは、相手にも今のままのあなたとやっていけるとは思えていないと伝えている」のだそです。

 同棲を始めることも本当は不安なのだけど、大好きな人と一緒にいたいという気持ちも伝わってきます。同棲も楽しいだけではないのだなと教えてもらいました。

 いつかは結婚したいと気持ちがあるようですが、踏み切るには至らないというところでしょうか。

 

 同棲をしたいと言われ、親御さんは反対する理由をみつけられないが、何とも言えない感覚も持っているようです。結婚するなら新居の準備に手を貸せますが、同棲になると手を貸しづらい。親公認の相手だが、親族ではない、宙ぶらりんの関係。妊娠したら結婚をするのだろうが、このまま別れてしまうことも起こり得るのだろうなぁとモヤモヤ。

 

 今の若い人たちの選択は、親世代を見てきての感覚なのでしょう。

 その前の世代も、「亭主元気で留守がいい」と揶揄された夫婦の形を同じようにしていこうとは思わなかった。繰り返されているのですね。

 

 パートナーを求めて引き合う気持ちは、いつの時代も変わりません。でも、どう自分たちのスタイルを築いていくかは別のこと。そこに正解はありません。また下の世代がどのような行動を選択していくのか楽しみにしていましょう。