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2026-03-31 20:54:00

言いわけ

 

言いわけ

 

 

 世の中は不条理なことでいっぱいだ。

子どもの頃は、世の中はもっと正義でできていると信じていたが、大人になってそれは違うと知ることになる。良い行いをしてさえいれば、安泰に暮らしていける保証がつくわけでもなく、親や先生の言う通りしていても上手くいかないこともある。これが常識。だからだろうか、子どもと大人の言いわけは違うなぁと感じます。

 

 子どもも大人も自分は悪くないと言いわけをしますが、

子どもは怒られたくなくて言いわけをするが、すぐにばれて余計に叱られる。

 大人は、変化が恐くて言いわけをする。

 

 大人は上手くいっていなくて悩んで、何とかしたいと言っているのに言いわけをして波風を立てないことを優先させようとしてしまう。目の前の平穏を維持しようとすれば、今の状態は悪化していくことがわかっているのに向き合えない。気がつけば、何故ここまでこじらせてしまったのかと周りに呆れられる。

 

 こういう場面は珍しくなくて、相談に来られる時は、手に負えなくなっていて、時間も経ってしまっている。もう少し早く相談に来て欲しかったとうなだれたくなることも多々あります。

 

誰も責任を取りたくないのだなと感じます。特に職場のトラブルは、その傾向が強い。対応せざるを得なくなった人は、かなりの労力を伴います。

 

家庭内のことだと、どうしようもないと言いわけをして問題を先延ばしした結果、しわ寄せを一番受けるのは子どもです。子どもは、まだ世の中の不条理を知らないから、親や先生の言う事を正義と言う枠にあてはめて理解しようとします。大人が子どもに何も伝えずにいれば、いつか信じた大人に裏切られたと思うでしょう。

 

子どもは、大人の言う通りに生きていては力がつきません。

試して、失敗して、やり直す。試行錯誤を経験していれば、道はみつかるものだと学びます。

 

 大人が目の前の揉め事を恐れる姿を子どもに見せているようでは、子どもは試行錯誤することができません。大人自身が試行錯誤していく姿を見せることが、子どもに生きる力を伝える大人の責任ではないでしょうか。